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コーティングをしたが故の惨劇・・・


画像の車両、中古車で購入されたものですが、新車時にディーラー施工のガラスコーティングが施工されていました。

施工証明書もあり、車両はとても大切にされてきたように思えるとても状態の良いクルマです。

キレイを維持するためにコーティングの施工をされたのだと思います。

ただし、塗装表面には画像のようなウォータースポットがうろこ状にこびり付いており、洗車では落ちません。

これがボディ全体に付着しており、全体的にくすんで見えるとても残念な状態です。



この車両、前述のようにとても大切にされてきたように思いますが、大切にする=綺麗にしたい の思いから、車が汚れるのを嫌って洗車をこまめにされたのだと思います。

その際、コーティングを施工してあるから!!!

と拭き上げをせずに自然乾燥・・を繰り返したのだと思われます。

コーティングに対する考え方を間違えた典型的な事例です。

もしくはディーラーさんできちんとした説明をされていなかったか・・・かな。。。



このウロコの正体・・・水道水です!

洗車をこまめにするのはもちろんOKですが、必ず拭き上げ作業を行ってください!

これはコーティングを行っても同じで



水をかける ⇒ 汚れを落とす ⇒ 水をかけて汚れを流す(シャンプーの残りがないように) ⇒ 拭き上げる (⇒ ワックス等で保護)

の流れで最後の拭き上げ作業は、車を綺麗に維持する上でとても大切な作業となります。


コーティングは万能ではありませんし、汚れが付かなくなる訳でもありません。
また洗車をしなくてよくなる訳でもありません。


コーティングを施工した車で、適切な方法で洗車等を行って頂くことで キレイ を維持することが可能となります。

いまだに誤解や勘違いが多い事例ですので、お間違えのないようにお願い致します。

詳しい方法については、コーティングの施工時にご説明させて頂きます。


この車両、ポリッシングにて本来の キレイな塗面を取り戻しました😊